信じる力 455

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

先日の全米プロゴルフ選手権、

コリン・モリカワ、凄いかったですね。

 

 

1ヶ月前のジャスティン・トーマスとの一騎打ちで

競り勝ったときから注目してましたが

まさかプロ転向から1年で

メジャーを獲るとは思いませんでした。

 

 

ツアーではこの一年間で2勝していて

1勝目はあがり5ホール中4ホールでバーディーを獲ったり、

2勝目のプレーオフでは

ジャスティン・トーマスが先に15mのパットを入れても

そこからねじ込み返しました。

 

そして最終日の全米プロでは

10アンダーに多くの選手がひしめく中、

14番のチップイン、16番のワンオンを見事成功させて優勝。

 

 

ほんとうに勝負強い…

 

 

優勝後のモリカワの単独インタビューでは

「ここぞっという場面で勝負強いのはなぜなのか?」

という質問にたいしてこう答えています。

 

 

「 信じる力です 」

 

そして

「 準備万端で1番ティーに立つこと、

よけいなことを考えないこと 」

 

 

さらにメジャーの勝利数の目標について尋ねられると

 

「 具体的な数字を揚げたことはありません。

私にとって大事なのは、数字よりも次にやるべきこと。

次に勝つには、もっと上手くなるにはどうしたらいいか、

だからゴールを揚げたことはない 」

 

 

こういった

自分の成長にフォーカスする考え方は

メンタルコーチでもある

リック・センシングハウスの影響が

大きいかもしれません。

 

目標は

自分の能力を証明するためではなく、

自分を向上させるためにありますからね。

 

モリカワはこういった考え方を

8歳から15年間リック・センシングのもとで

自然 に学んできたそうです。

 

 

ちなみに

メジャーで何勝するといった目標の立て方を

証明ゴールといい

「自分にはそれをする能力がある」

「私はやり方を知っている」

ということを証明するゴール。

 

 

逆にモリカワのような目標の立て方を

成長ゴールといい、

「能力を伸ばして、今までできなかったことをできるようにする」

という考え方です。

 

 

証明ゴールの問題点は

“不安” にとらわれやすいということ。


自分ではコントロールしにくい数字を揚げることによって

「失敗したらどうしよう…」

という感情が大きくなります。

 

ゴルフをする上で 不安 が強すぎると

能力を発揮する最大の敵になりますからね。

これは多くの研究からもあきらかになっています。

 

 

逆に成長ゴールは

目標に向かうとき、そこで出会う困難を

“学び” と捉えます。

 

すると失敗しても

また一つ学ぶことができたという気持ちになって

失敗の落胆からあなたを守ってくれます。

 

 

さらに

成長していく自分を作り上げていく中で

自分との信頼を築き上げていきます。

 

そうすることで

自分を信じる力が湧き、

自信を持って1番ティーに

立てるということです。

 

 

ちなみに下の動画は

コリン・モリカワの大学時代のリポートです。


短期的な結果にフォーカスせず

長期的な成長にフォーカスしていることが

よくわかる動画です↓

 

 

それでは失礼します。

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