ローリー・マキロイはいわずと知られた世界のトッププレイヤー。
過去にメジャー4勝、全米ツアーでは13勝をほこる超がつくほどのスーパースターです。
身長175㎝、体重73kgと小柄ながらドライバーの平均飛距離は300yd以上。
今回はそんなローリー・マキロイの飛距離の秘密を探っていきます。
ローリー・マキロイの飛距離の秘密
ローリー・マキロイの飛距離の秘密はなんといっても骨盤の回転スピードが圧倒的にずば抜けていることです。
一般アマチュアの骨盤の回転スピードは毎秒350°、
プロになると毎秒550°になります。
しかしローリー・マキロイに関しては毎秒720°のスピードで骨盤が回転するのです。
他のプロとは20%以上、
一般アマチュアだと倍以上の回転スピードが生み出されています。
もう圧巻とはこのこと...
スイング技術もさることながらローリー・マキロイのフィジカル能力もハンパではないということです。
ではこの圧倒的な骨盤の回転スピードはどうやって生まれるのでしょうか?
それは地面を押す方向と瞬発力です。
骨盤の回転スピードはこの2つで決まります。
骨盤が回転するということは右の骨盤が前へ進み、(右利きの場合)
左の骨盤は後に進むということです。
ということは右脚で右の骨盤を前へ出し、
左脚で左の骨盤を後ろへ移動させることになります。
この動きを効率的におこなうには
土踏まずの後方からカカトで地面を押すことです。
そしてスピードをつけること、
いわば下半身のバネ、
いわば垂直跳びの能力、
いわば瞬発力になってくるわけです。
そのために姿勢や柔軟性、骨盤を安定させる能力が必要になってきます。
一部分の下半身のトレーニングだけでなくカラダ全体のバランスを考えてトレーニングすることが長期的に結果を出す上では大切になるからです。
ローリー・マキロイはトレーニングにたいしてこんなコメントをしています。
「トレーニングは、コースで最大限に発揮させてくれる力と可能性を与えてくれるんだ。」
ローリー・マキロイの体格を考えればトレーニングなくしてあのパフォーマンスは獲得できません。
ゴルフにとって筋トレがいかに重要かを結果で示してくれたプロゴルファーの中の一人なのです。