“スムーズな動き”のカギは小脳にある 373

こんにちは

 

小岡 洋天(こおか ひろたか)です。

 

 

プロのスウィングを観ていると

どこにも違和感なくスウィングをしています。

 

一般的なゴルフレッスンでは

「肩を大きく回して...」

「トップではフェースが...」

「フォローではカラダを伸び上がるように...」

など多くの修正Pointをいわれるため

実際のスウィングでは意識しすぎるあまり

動きがぎこちなくなってしまいます。

 

しかし、プロのスウィングはそんなこと頭に入っていないかのような

スムーズな動きになっていますよね。

 

この“ぎこちない動き”と“スムーズな動き”にはどんな差があるのでしょうか?

 

今回は脳科学の分野から考えていきたいと思います。

 

“スムーズな動き”は小脳がカギ

結論からいうと“スムーズな動き”というのは

“動きの自動化”によって生み出されます。

 

これは脳にある小脳が大きく関係していて

ムダなく効率的な動きを一つのパッケージとして

小脳に記憶しているからです。

 

もし動きにズレが生じると

大脳に「ズレた!」という信号を送って調整しようとします。

 

よくプロがインパクト直後で右手をはなすことがありますよね。

 

あれは小脳が瞬間的に「いつもと違う!」と大脳に知らせた結果、

右手をはなして修正しようとしているからです。

 

いわば小脳というのはスムーズな動きをパッケージとして記憶させ、

そこから間違いが生じると瞬時に修正しようとする役割があるのです。

 

ですので小脳というのはスムーズな動きになくてはならない先生的な役割があります。

 

 

ではこの小脳にスムーズな動きを記憶させるにはどうすればいいか?

 

これはひたすら正しいスウィングをくり返すことが前提になります。

このときの多少のぎこちなさはしかたありません。

 

ただここでPointとなるのがスウィングを記憶させるときに、

あなたがどのように自分自身にたいして“説得”をしているかがカギになってきます。

 

たとえばテイクバックの時に

“目標に向けて真っ直ぐ引くこと”を覚えようとします。

 

このときに右脇を締めたまま、グリップはキープさせたままといった、

客観的な情報ばかりで“説得”した場合、

小脳のパッケージ化されるデータは記憶されにくくなります。

 

 

ではどうすればいいか?

 

それは同じ“目標に向けて真っ直ぐ引くこと”でも

比喩的イメージを使って動きを記憶させることです。

 

たとえば

“直線をなぞるように”とか

“ヘッドを後方に放り投げるように”などです。

 

こういった比喩を使ったイメージが小脳に記憶されやすく、

一連の動きのパッケージとして定着しやすいのです。

 

 

パーソナルトレーナーでも指導が上手な人は

この“比喩”を使って運動指導をしています。

そしてユニークなテニス指導で有名な松岡修造さんも

こういった“比喩”を使ってテニス技術を教えています。

 

おそらく今までの経験によって

こういったイメージが本番でも活かされることが

分かっているんじゃないでしょうか。

 

この“比喩”を使って自分自身に説得させることが、

“スムーズな動き”を作り上げ、

本番でもカラダがスムーズに動けるようになります。

 

 

さいごに

これはあくまでもあなたにとってしっくりとくる比喩イメージができるかが大切です。

理論は理論として理解した上で、それをどの比喩イメージとしてマッチさせるかが重要になってきます。

 

 

それでは、失礼します。

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