“カラダの割に飛ばない”を克服するためのスイングの秘訣 568

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

「カラダの割に飛ばないな~」

と知り合いに言われ、

目一杯振って飛ばそうとしているのに

思った以上に飛距離が伸びない、

あるいは逆に

距離が落ちてしまった経験はありませんか?

 

それは、

思いっきり振って飛ばそうとすることが

逆効果になっている可能性があります。

 

そこで今回は

そんな方に向けた解決策を提案します。

 

“カラダの割に飛ばない”を克服するためのスイングの秘訣

 

まず、

カラダの割に飛ばない方の共通点としては、

スイングの切り返しを

“意識的に”北半球で行なっていること

が挙げられます。

 

具体的には、

スイング軌道を一つの円として考え、

その円を地球とします。

そうすると赤道を境に

上は北半球、下は南半球となります。

全力でスイングをしても

飛距離が伸びない方の多くが、

“意識の中”で地球の上側、

つまり北半球で切り返すことが多いのです。

 

その結果

切り返しでクラブの慣性力を吸収してしまい、

クラブを引っ張ることが難しくなります。

*クラブを自然に引っ張る力=慣性力で行ったのをそれに対抗して戻す力

 

すると、

ヘッドは減速しながらボールに当たるため、

飛距離が伸びにくくなるのです。

それでは反対に“意識の中”で

南半球だけでスイングをしてみて下さい。

*注意)実際の見た目は北半球まで行っても大丈夫です

 

そうすると、

クラブを持ち上げる動作が少なくなり、

切り返しでも慣性力が残るため

クラブを引っ張る動きが入りやすくなります。


そして

ヘッドは加速しながらボールに当たる動きをするため

初速が上がって飛距離が伸びやすくなります。

なので

全力で振っても飛距離が出ない方の多くは

切り返し意識を北半球でするのでなく、

まず南半球で行うように練習してみて下さい。

*“意識の中”の話です。

 

そうすれば

切り返しでクラブを引っ張る動きが促されて

軽く振ってもクラブが走る感覚を実感できるはずです。

*その“手の中の感覚”が掴めてきたらその感覚のまま徐々に北半球に入っていきましょう。

 

ぜひ試してみて下さい。

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