ストレッチをしているのに柔軟性が上がらない方へ 447

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

ゴルフのために

スポーツクラブに通って

トレーニングはしているけど

柔軟性がなかなか上がらない…

ということはありませんか?

 

もちろん

ストレッチ自体をしていないのであれば

トレーニングにストレッチを

取り入れることは必要です。

 

しかし、

ストレッチをしているのに

柔軟性が上がらない場合は

ストレッチの方法ではなく

ストレッチの原理原則

抑えられていないことが

大きな原因かもしれません。

 

この原理原則を抑えるために

考えなければいけないのは

そもそもなぜ

カラダが硬いという状態が起きるのか??

ということです。

 

よく言われるのは

「元々硬いから...」

ということ。

 

しかし、

カラダを硬くしているのは

カラダを支配しているなんですね。

 

その司令塔である脳が

筋肉に(無意識に)

「硬くなれっ!」

と指示していることが原因なのです。
(簡単にいえば)

 

では

「硬くなれ!」

と指示している神経は

何なのでしょうか?

 

それはあなたも

一度は聞いたことがある

交感神経という神経です。

 

この交感神経は

カラダを興奮させるときや

筋肉を緊張させるときに

必要な神経なのですが、


ストレッチをしているとき

交感神経がメインになっている状態では

脳が筋肉に「硬くなれ!」

と言っているのと同じなので

いくら一次的に筋肉を伸ばしたところで

すぐに元の硬い筋肉に戻ってしまいます。 

 

 

大事なのは

副交感神経(リラックスさせる神経)も高めて

バランスを取るということ。

 

実はストレッチしても

カラダが硬い人の多くは

この副交感神経を

うまく使えていないのが原因なのです。

*脳が筋肉に「柔らかくなれ」と言えていない状態

 

 


 

 

ではどのようにすれば

副交感神経をうまく使いながら

ストレッチをして

カラダを柔らかくすることができるのか?

 

  

ポイントはいろいろとありますが

特に重要なのが

頭の中で柔らかいイメージの

擬音語、擬態語

思い浮かべてストレッチをすることです。

 

そうすることで

筋肉に指令を出している脳が

リラックスして副交感神経を活性化し

筋肉を柔らかくしてくれます。

 

試しに

今までのストレッチ動作のとき

どんな擬音語・擬態語でやっていたのかを

思い浮かべて下さい。

 

カラダが硬い人は

「ぎ、ぎ、ぎ、ぎー」



「ぐゔー」

と言ったように

濁点(”)がついた音に

なっていることが多いです。

 

これではいくらストレッチをしても

「硬くなれ!」と言いながら
(硬いイメージで)

筋肉を動かしているわけですから

硬い筋肉になることは当然なんです。

  

大事なのは

「すぅーー」や「くぅーー」

といった柔らかいイメージの

擬音語、擬態語を使って

ストレッチをすること。

 

そうすることで

今までどんなにストレッチしても

硬かった筋肉が

驚くほど柔らかくなるのです。

*もちろん個人差はあります。

  

 

最近では

ストレッチ専門店も多くなって

ストレッチの重要性も浸透してきました。

  

ただ本当に大事なのは

他人に筋肉を伸ばしてもらうのではなく、

あなた自身で筋肉を柔らかく動かして

柔らかいカラダを作り上げていくことです。

  

そうすることで

継続的に柔軟なカラダが手に入り

ゴルフにも活かすことができるのです。

  

 

もし今ストレッチしているのに

成果が出ていないのであれば

それは間違った脳の使い方かもしれません。

  

他人にストレッチをしてもらう

“ 快(気持ち良さ) ” の刺激ではなく


あなた自身で作り出した

“ 快 ” の刺激を用いることが大切です。

  

  

それでは失礼します。

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