「手打ちになっている」と いつも言われている方へ 470

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

2月に入り、大阪の方では徐々に

コロナ感染者数が減ってきました。

 

このまま行くとなんとか 3月4日の

女子ツアー開幕までにはある程度

落ち着くかもしれませんね。

 

男子の方は 4月15日の東建ホームが開幕なので

あと二ヶ月ちょっと、

ゴルフ好きにしたら待ちに待った開幕です。

 

今年も更なるルーキーが現れるのか。

ベテラン勢が奮闘するのか。

誰が賞金女王、賞金王になるのかが

本当に楽しみです。

 

私個人的には

渋野選手と笹生選手のバチバチ優勝争いと、

石川遼選手の飛躍を見てみたいですね。

 

 

 

さて今回はゴルフスウィングにとっての

効率的な動きとは??について

書いていきます。

(よく「手打ちになっている‼︎」と言われている方はこの記事がヒントになるかもしれませんよ。)

 

 

まず、効率的な動きとは何なのかというと、

“筋肉の伸長反射” を促すことなのですが

これは脳からの指令ではなく

脊髄からの無意識的に起こる指令

のことを言い、

筋肉を瞬間的に伸ばした時に

反動で筋肉が縮まろうとする動きです。

 

女子世界ランキング1位のコ・ジンヨンは

この伸長反射を左の背中で促しているのが

見た目でもよく分かりますね。

 

この反射による動きがキレのある

しなやかなスウィングを作ってくれます。

 

ただしゴルフという競技の特性上、

この反射がなかなか起こりづらい...

 

というのも野球やテニスは

動いているボールに対して

反射的に体が反応してくれるのですが、

ことゴルフに関しては止まっているボールを

打たなければなりません。

 

そうなるとどうしても

脳からの意識的な指令の動きが

メインとなって

“共収縮” と言われる

硬い動き(手打ち)になってしまいます。

 

そしてこの動きはムラが大きいため

毎回球がどこに行くのかが

自分でもわからなくなるんです。

 

 

ではどうすれば

こういった効率的でしなやかな動きを

獲得することができるのか?

 

 

方法はいくつかあるのですが

一つはバットやテニスラケットを持って

背中の伸びを感じながら

連続的にボールを打つことです。

 

そうすると意識がボールに行くので

いちいち切り返しで

「こうしよう」「あーしよう」などと

考えることがなく、

反射的に筋肉の伸びを促すことができます。

(意外にテニスでのスウィング練習をしている人は少ないんです…)

 

実際に私のトレーニングでも

スウィングトレーニングをする前は

テニスラケットで素振りをしたり

ボールを打ったりしています。

 

そうするとイメージがしやすくなって

動きが滑らかになるんですね。

注意*)動きのトレーニングは人によって感覚に個人差があります。そのため全ての方がテニスラケットで結果が出るとは限りません。

 

 

もしあなたがいつも周りから

「手打ちになっている‼︎」

「手を使いすぎている‼︎」

と言われているのなら

こういったテニスや野球のスウィングから

始めてみてください。 

 

正しくその動きができるようになると

実際のゴルフの時も

その動きで身体が

反応しやすくなりますから。

 

 

最後に

ゴルフシーズンまでまだ二ヶ月あります。

 

「私には才能がないのかな...」

と諦めないでください。

 

そんなこと私自身が数え切れないほど思ってきたので(笑)

 

諦めずにアンテナを張り続けていれば

必ず次のステージへのハシゴが現れます。

 

 

それでは失礼します。

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