こんにちは
小岡洋天(こおか ひろたか)です。
「丹田に力を込めろ!」
このアドバイスはいろいろな所で言われています。
実際にカラダの軸がブレにくくなるので、
私も丹田に力を込めることは大切だと考えています。
しかし、ただ単に力を入れたら良いと言う訳ではなく、
最終的には
丹田に力が入りやすいカラダの状態にしておくこと
が重要だと考えています。
これはどういうことかと言うと、
無意識でも丹田に力が入っていることが理想だからです。
人間は“意識”することによってカラダに“緊張”を作り出します。
そうすると少なからず動きの連動性にズレが生じてしまいます。
もちろんその“緊張”によって良い結果が得られるときは“意識する”ことが大事です。
しかし、最終的には意識しなくても
丹田に力が入っていられるようにすることが
さらに上を目指すゴルファーには必要になるのです。
そしてその為に常日頃から丹田に力が入りやすい姿勢でいることです。
そもそも丹田と言われる場所は
おヘソから5㌢下、そこから5㌢奥だといわれています。
そこには小腸や神経節、リンパ節が存在していて
それらを活性化することで軸を作る以外の効果も期待できます。
そしてその効果というのは
・マインドが安定する。
・体温があがる。
・筋肉が柔らかくなる。
・力が出しやすい。
といった相乗効果があります。
では実際に丹田に力が入りやすい姿勢とはどんな姿勢なのか?
それは肩の力が抜けていて、骨盤が少し前傾(30度)、
そして足裏の重心が内くるぶしの真下に乗っている姿勢が
丹田に力が入りやすい姿勢です。
そしてその姿勢でトレーニングをおこない、
日常生活でも歩いたり、登ったり、座ったりすることで
その姿勢や動きがカラダに染み付いてきます。
あとは実施、継続です。
最初はすぐに元の姿勢に戻ったりしてしますが
継続する事によって正しい姿勢が自然に身につきます。
そうなるとしめたものです。
『継続は力なり』です。
適切な努力で継続ができれば必ず力になります。
がんばってください!
それでは、失礼します。