ヘッドスピードを上げるために知っておきたい素振りトレーニング 444

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

  

  

遅くなりましたが

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

 

さて、2020年になりました。

今年はオリンピックイヤーですね。


ゴルフも前回大会から正式競技となり

日本の代表選手が誰になるのか楽しみです。

 

またプロゴルファーのSNSを観ると

ほとんどの選手が

オフのトレーニングを実施しています。

  

シーズンに戦いきれる体力と

飛距離アップを目指して頑張っていますね。

 

もちろんアマチュアの皆さんも

ゴルフシーズンに向けて

今年からトレーニングをしようと

考えている方も多いと思います。
(特にこの記事を読まれている方は)

 

その中でヘッドスピードを上げるために

“素振り”もトレーニングの一環として

取り入れてる方も多いのではないでしょうか?

 

素振りもトレーニングになるの?



と思われる方もいるかもしれませんが、

やり方によっては素振りも

立派なスピードトレーニングの一つです。

 

 

そこで今年一回目の記事は

どうすれば効率的にヘッドスピードを上げる

素振りトレーニングができるか

について書いていきます。

 

ヘッドスピードを上げるために知っておきたい素振りトレーニング

 

 

結論からいうと

素振りでヘッドスピードを上げる場合は

負荷設定がポイントとなります。

 

まずヘッドスピードを 40m/s から 45m/s まで

上げたい場合を例に考えていきましょう。

 

ヘッドスピードを上げたい場合、基本

“カラダを速く動かす”

ということになります。

 

これは言い換えれば

“筋肉を速く動かす

ということになり、

スウィング動作の中で

“筋肉を速く収縮させる”ことになります。

 

さらに筋肉を速く収縮させるには

神経の伝達速度を速めること

必要になるわけです。

  

ではこの神経の伝達速度を速めるためには

どうすればいいのか?

 

それは速く動かせる

条件設定

が重要になります。

 

これは40m/s→45m/sの間の

42m/sや44m/sの速さを

脳やカラダに経験させることです。

 

そうすることで

神経系の伝達速度が速まり

脳やカラダがそのスピードに慣れて

ヘッドスピードが上がりやすくなります。

 

 

では どうすれば

42m/sや44m/sを

経験することができるのか?

 

それは

いつも振っているクラブより

軽いクラブで振ること
です。

 

そうすると

いつもよりも速く振れるはずです。

  

但しここで大切なポイントがあります。

 

それが

いつも振っているスウィング感覚のなかで

クラブを振ることです。

 

実はいつもより

かなり軽いクラブにしてしまうと
(例えばクラブを逆に持って振るなど)

振る感覚が違いすぎて(タイミングがズレて)

実際のスウィングに繋がらない場合があります。

 

もちろん人によって

実際のスウィングに繋がる方もいますが、

それは稀です。

 

 

ではどれくらい軽くするのがいいのか?



実はこれ

10~20g程度軽くするのが丁度いいです。

 

これぐらいが余りスウィング感覚が変わらず

クラブを速く振ることができます。

  

 

しかし、ここで問題が出てきます。

 

そう、今使っているクラブより

10~20g軽くする微調整なんてなかなかできない、

ということ。

 

わざわざ新しくクラブを買うのも勿体ない…

 

 

安心してください。

解決策はちゃんとあります。

 

それは

10~20gヘッドを重くして

素振りをすることです。

 

これは軽くするのと同様に

10~20g重くすることで

軽くした時と同じ効果が期待できるからです。

 

もちろんスウィング中は

重くした分ヘッドスピードが落ちますが、

同じスウィング感覚で負荷が上がっている分
(神経の活性化)

元のクラブのヘッドスピードは

上がりやすいです。

 

しかも重りは

単3か単4の乾電池

ドライバーのフェースに貼り付けるだけ。

 

クラブにテープ跡を残したくない方は

引越し業者が使っている

養生テープがおススメです。
(縦と横の二重で貼り付けたらまず外れることはありません)

 

 

もしあなたがこのオフシーズン、

トレーニングして

飛距離アップを目指しているのであれば

ぜひ 挑戦してみてください。

*ちなみにこういった“条件設定”の考え方は他のスピードトレーニングにも応用できます。

 

 

それでは、失礼します。

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