短期的視点と長期的視点 398

こんにちは

 

小岡 洋天(こおか ひろたか)です。

 

 

ゴルフのラウンドでは

短期的視点と長期的視点の

バランス能力が問われます。

 

例えば

ティーショットで林の中に入ってしまって、

2打目がグリーンギリギリを狙えるとすれば

あなたはどうするでしょうか?

 

おそらくこの状況が1ホール目なら

グリーンを狙わず

どこか安全な場所にレイアップして

3打目勝負にするのではないでしょうか。

 

しかし、最終ホールで

ベストスコアの更新や

試合で優勝がかかっている状況なら

狙わないわけがありません。

 

もちろん、どの選択が絶対的に正しいという訳ではありませんが

その時々の状況で短期的に考えなければいけない場合と

長期的に考えなければいけない場合があります。

 

そして特にゴルフはこの両者のバランス能力が

問われるスポーツなんだと思います。

 

 

ただゴルフパフォーマンスを上げていく

トレーニングにたいしては

短期的視点ではなく

長期的視点が圧倒的に重要になります。

 

これは基礎筋力ができていない段階で

激しいトレーニングばかり行なうと

怪我をしてしまうリスクが高くなるからです。

 

そうなると本末転倒で

パフォーマンスを上げるために頑張っているのに

怪我をすることでパフォーマンスを落としかねません。

 

下手をすればそれが原因で

ゴルフができなくなってしまうかもしれません。

 

ゴルフというスポーツが

生涯楽しめるスポーツである以上

“怪我をしない”というのは

大前提になければいけないと思うのです。

 

そしてその大前提の中で

どうすれば飛距離アップという結果を

得ることができるかを考えることが必須になります。

 

まずはそこを抑えた上で

トレーニングを実施していただければと思います。

 

ただ誤解してほしくないのは

長期的視点だから結果が

出ないというわけではありません。

むしろ長期的視点だからこそ

結果が早めに出ることがあります。

 

なんだか矛盾しているように聞こえますが

長期的視点こそ近道になり

短期的視点は遠回りになることの方が多いのです。

 

“急げば回れ”ということわざは

とくにトレーニングに当てはまると思います。

 

 


あなたは短期的視点、長期的視点を正しく使い分けていますか?

 

感情から理屈を並べるのではなく

理屈から感情を並べていくこと

長期的視点のポイントです。

 

 

それでは、失礼します。

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