ユ・ソヨン選手のトレーニング 397

こんにちは

 

小岡 洋天(こおか ひろたか)です。

 

 

日本女子オープンゴルフ(2018)では

ユ・ソヨン選手が2位と3打差をつけて

優勝しました。

 


さすが元世界ランキング1位の選手です。

4日間とおしてボギーが2つしかない

圧巻のゴルフでした。

 

身長は167㎝と

女子の中では少し大柄ではありますが

ゆったりしたスウィングで

スプーンを使って

260ydほど飛ばしていました。

 

ドライバーでの平均飛距離は

データ上259ydなので

飛ばそうと思えば

もっと飛ばすことができるはずです。

 

そしてそんなユ・ソヨン選手が

どんなトレーニングをしているのか、

とても気になる所です。

 

ユ・ソヨン選手のトレーニング


ユ・ソヨン選手は

2016年にコーチを変えています。

 

前コーチは徹底的にフィジカルを

鍛えるスタイルだったみたいですが、

新しいコーチは

上半身に厳しい負荷をかけるトレーニング

嫌ったみたいです。

 

理由は柔軟性がなくなるからです。

 

ユ・ソヨン選手は

自身で筋肉がつきやすい体質とも

語っています。

 

これはおそらく

筋肉がつきやすいというよりも

筋トレをしすぎると筋肉が硬くなる感覚

あるからです。

(女性はそうそう筋肉つきません)

 

筋肉が硬くなると

カラダがスムーズに動かないので

筋肉が重たくなったと感じて

“筋肉がつきやすい”と

考えたのだと思います。

 

私も新しいコーチの考えに賛成で、

ユ・ソヨン選手が“筋肉がつきやすい”と

感じている以上、

上半身の激しいトレーニングは

避けた方がいいです。

 

これはスウィングを崩す

原因にもなりますからね。
(もちろんトレーニングの“やり方”で筋肉を柔らかくすることはできます)

 

私は上半身のトレーニングに関したら、

柔軟性を引き出すトレーニングで

十分だと考えています。

 

特にプロのスウィングは下半身のパワーを

上半身に連動している動きなわけで、

その連動性をスムーズにさせている柔軟性は

保たなければいけません。

もちろん必要であれば

さらに柔軟性を向上させることも必要です。

 


*ユ・ソヨン選手のトレーニング風景↑


結局スウィングは

連動性をいかに速くスムーズにするか

重要になるので、

上半身の柔軟性に関しては

連動性を使った動きの中で高めることが

大切になります。

 

あとはあなたのカラダに合わせて

適切に筋肉が柔らかくなるアプローチが

できるかがポイントになります。

 

人のカラダは十人十色ですからね。

 

 

それでは、失礼します。

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