ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
最近ではオシャレで鮮やかな色のゴルフウェアを着るプロが目立ってきていますね。
特に女子ゴルファーは一つのブランディングにもなってきています。
男子でいうとタイガーウッズは赤のイメージが強いのが印象的です。
他にも勝負日にはゲンをかついでウェアの色を決めるゴルファーは多いと思います。
そこで今回は色によるゴルフの効果を見ていきたいと思います。
色彩心理学
心理学の分野で色彩心理学というのがあります。
色には特長や効果があり私たちの心や身体に影響を与えているというものです。
これは1910年にシュタインという人が実証し、この色による身体の変化を「トーナス変化」と呼びました。
それによると筋肉にリラックス効果があるのがベージュ、青、緑。
逆に興奮効果があるのは黄、橙、赤になります。
しかも色に対して好きか嫌いかなどの感情とは関係なく、無意識のうちに色にカラダが反応するようになっています。
たしかに海や森林はリラックス効果がありますし、炎など赤に近い色は活力が湧きそうです。
実際に2004年アテネオリンピックの格闘技種目では赤のユニフォームを着た選手が青のユニフォームを着た選手と比較して、勝率が高かったのです。
*2005年 科学誌Nature参照
これは格闘技という対人スポーツならではの結果かもしれませんね。
ゴルフによる色の効果
それではゴルフではどうなのでしょうか?
過去10年間のマスターズ優勝者の最終日ユニフォーム色を調べてみました。
2017年 緑 セルシオ・ガルシア
2016年 緑 ダニー・ウィレット
2015年 紺(青) ジューダン・スピース
2014年 白 バッバ・ワトソン
2013年 白 アダム・スコット
2012年 白 バッバ・ワトソン
2011年 黒灰のバーダー チャール・シュワルツェル
2010年 黒 フィル・ミケルソン
2009年 ベージュに近い黄 アンヘル・カブレラ
2008年 黒 トレバー・イエルマン
最近の傾向だと緑や白、青などリラックス系の色が多いですね。
ただこの色のユニフォームを着ている選手が多いだけなのかもしれませんが...
これ参考になるかな...