こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
今回は最近 東京で受講した
『ゴルフの力学』の著者、
松本協さん(タスクさん)の
セミナーの学びを共有したいと思います。
今やYouTubeでも
TASUKU GOLFチャンネルが
月間200万再生されている
ゴルフ界では有名な方ですよね。
そんなタスクさんのセミナーでは
YouTubeでは配信されていない
物理の基礎からクラブ力学、
グリップエネルギーについて学びました。
特に今回 興味深かったのは
クラブに伝わる根源的なエネルギーが
どのように作られているかという所。
具体的には
切り返しから始まる
上半身のコアのエネルギーがクラブに伝わり、
そのプロセスの中で
左脚のモモが重要な役割を果たしていました。
(右打ちの場合)
おそらく切り返しから
“上半身の前傾キープや 沈み込み”により
上半身のコアのエネルギーが発生し、
“その過程で” 左脚のモモ裏
(ハムストリング)のエネルギーが
“自然に”使われるのだと考えられます。
*これはクラブの効率的な動きにカラダが自然と反応するという前提に基づいています。
(カラダは受け身の反応の中でパワーを生み出す役割を担っているため)
一連のスイング動作で、
どのカラダの部分からどのように連動して
パワーが発生しているかを知ることは、
飛距離と精度の向上に不可欠です。
この理解は、
これまでの私の経験にもつながり、
新たな考察を提供してくれました。
今回の学びの結論として、
飛距離と精度をアップさせるには まず
①クラブの効率的な動きを炙り出すことが大前提
であること。
これが確立され、
アドレスのポジショニングが適切であると、
カラダは“自然と”効率的な動きになり、
ヘッドスピードと精度を高める筋肉が
適切に反応し始めます。
その中で
②“速く振ること” “強く叩くこと”
を 意識してスイングすることで
脳のリミッターが外れてスピードが上がり、
飛距離が伸びていきます。
さらに、そこから
③飛びに必要な筋肉を鍛えることで
更なる飛距離アップが見込まれます。
この流れでトレーニングしていくことが
安定的に飛距離を伸ばし、
スイングの精度を高めるために大切です。
そこで今回の学びを踏まえて、
以下のトレーニングをお勧めします。
実践的なトレーニング方法
1.連続素振りとインパクトバック叩き
まず連続素振り、インパクトバック叩きは必須です。
これによりクラブの効率的な動きが炙り出されて
カラダの動きがスムーズになります。
*参考になる動画はこちら↓
連続素振りはクラブ振り子の周期を崩さない
手の教育をしてくれます。
インパクトバック叩きは
クラブがボールに分厚く当たる感覚も
再教育してくれるんですね。
2.速く振るトレーニング
次に速く振るトレーニングをして、
脳のリミッターを外していきます。
これは
片手でヘッドがついていないシャフトを振ったり、
両手で軽い棒を速く振る練習が効果的です。
*参考になる動画はこちら↓
また私のトレーニングでは
強く叩くスイングを更に炙り出すために
専用の道具を使って
脳のリミッターを外すようにしています。
3.瞬発力トレーニング
飛距離を伸ばすための筋肉を鍛えるために、
体幹や下半身のトレーニングを行います。
今回の学びでは左脚のモモが
飛びに重要な役割を果たしている為
片足で地面を瞬発的に押すトレーニングも
効果的かもしれません。
ただ最初は
スクワットジャンプや縄跳びなど、
両足で地面を素早く押すトレーニングが
お勧めです。
より高度なトレーニングとなると、
ウエイトリフティングなどの
クイックリフト系も飛びに効果的ですが、
これは怪我のリスクが高いため
必ず専門のトレーナーに指導を受けて下さい。
以上、これらのトレーニングは、
飛距離を安定的に伸ばし、
スイングの精度を高めるために重要です。
皆さんもこういったトレーニングを取り入れて、
ゴルフのパフォーマンスを向上させましょう。
私の経験と今回の学びを踏まえ、
これらの方法が皆さんのゴルフスキル向上に
役立つことができれば幸いです。