こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
先日はお休みをいただいて
ZOZOチャンピオンシップの練習日を
観戦に行ってきました。
早朝に飛行機で移動したので
到着したのは10時すぎ。
ゴルフレンジではすでに
リッキーファウラーが練習をしていて
観客席は人でいっぱいでした。
彼は日本でもかなりの人気者で、
腕前もさることながら、
ほんとにナイスガイでした。
さて今回の私のお目当ては
世界トップクラスのスイングを
“生”で見ること。
最近は
SNSで動画をたくさん見ることができますが
生の動きと、動画での動きとでは
受け取る情報に違いがあります。
実際のレッスンでも、
生徒さんのスイングを
動画で撮ることがありますが、
私の直接の視覚と
動画を通しての視覚とでは、
感じることが少し違います。
これは
2Dと3Dの違いからくるのかもしれません。
なので今回、
生で見ることは 私にとって
とても意味があることになりました。
実際に
トップクラスのスイングを見て感じたことは
身体よりもクラブの効率的な動きが
どれほど重要かということでした。
これは以前の記事でも触れましたが、
今回の観戦でその考えがさらに深まったのが
大きな収穫でした。
特にゴルフレンジを横から眺めながら
複数の選手のクラブの動きを
ぼんやり観察すると、
クラブが綺麗に振り子運動をしているのが
よく分かりました。
ぼんやりと見ることで
身体の動きよりもクラブの動きが
より明確になったからかもしれません。
シンプルに
クラブの動きを妨げないようなスイングを
世界のトップたちはしていました。
アマチュアの多くは
身体を意識的に使いすぎる傾向にありますが、
プロは“手の中”でクラブを
最大限活用してスイングをしています。
意識的に
骨盤を回す、肩を回す、脚を使う
ではなく、クラブのエネルギーによって
骨盤は回される、肩は回る、脚は使われる
動きをしています。
実際に選手たちの動画も撮影しましたので
興味があれば以下のリンクからご覧ください↓
世間一般では
ゴルフのフォームテクニックとして
身体の動きが中心に
取り上げられることが多いですが、
ボールを飛ばすのはクラブです。
そのため、
クラブの動きを司る
手の感覚の重要性は非常に高く、
実際には
手の中の圧力によって、クラブの動きが変わり
身体の動き(スイングフォーム)が変わります。
真に注目すべきは身体の動きではなく、
クラブの動きということになるんですね。
目に見えやすい動きの裏に、
見えづらい真実が隠されています。
この視点でプロのスイングを観戦すれば、
以前は気づかなかった動きや
テクニックが目に留まるかもしれませんね。
PS.今年のZOZOチャンピオンシップは最終日に完璧なゴルフをしたコリン・モリカワが優勝しました。
指定練習日に練習ラウンドについて回りましたが、近くで見るとフィジカル的に日本人と全く変わりはなく、ただ何事にも動じないオーラを放っていました。
それがミスをしてもボギーを打たない粘りのあるゴルフができるのかなと感じました。
ゴルフレンジで撮ったコリンの練習動画もまとめました↓
よかったら参考にしてみて下さい。