リラックスした動き 304

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの小岡 洋天です。

 

 

ゴルフでは余計な力が入らないリラックスした状態でスウィングすることが飛距離アップに重要です。

 

そこで“リラックスした状態でのカラダの動き”とはどういったことなのか??

 

今回はそういったリラックスの状態について説明していきます。

 

リラックスとは

カラダを動かすということは骨を動かすということです。

そしてその骨を動かす筋肉はペアとなっていて、

動かすときに主に働く主働筋と反対側の拮抗筋に分かれています。

 

筋肉は縮むことしかできないので、動きによって主働筋を変えます。

主働筋だけに力が入り、拮抗筋が緩んでいればスムーズな動きになりますが、

緊張したり、力んだりして、拮抗筋にも力が入ってしまうとブレーキがかかり、動きがスムーズになりません。

リラックスするというのはこの拮抗筋に力を入れないということなのです。

 

スウィングの切り返しでは、

主働筋と拮抗筋が瞬時に切り替わります。

 

これを高速で行うので、

頭で考え、意識してコントロールすることはできません。

 

ですのでトレーニングしながらカラダに覚えこませることが大事になってくるのです。

 

 

さらにフォームをカラダに覚えこませるといいますが、

筋肉は記憶できないので、実際には脳が記憶します。

これは脳に効率的な動きを記憶させることになります。

 

脳に覚えこませるためには、トレーニングで楽に力を出すことができたという感覚を繰り返すことが重要です。

 

ここでいう「楽」というのは

「力を入れた感覚が少ないのに」ということです。

 

「あっ、これだ」という感覚をつかむことができたら、

それを残すため、すぐにその動きを再現します。

 

そして、「これだ!」という感覚を何度も経験することで脳が覚えます。

 

何も意識せず、がむしゃらにトレーニングすれば筋力は付きますが、飛距離アップする筋力が付くわけではないのです。

 

 

ではどのようにトレーニングすれば飛距離アップするのか?

 

この“答え”はあります。

 

ただ、人のカラダは千差万別です。

答えは同じでも結果までの道のりは人によって変わります。

 

そして“答え”を実現するのもあくまでも本人の自由です。

いくら答えを出してもそれを的確に実施しなけば結果はでません。

 

飛距離アップするためには柔軟な筋肉と効率的な動き、それを支える筋力が必要なのです。

股関節をうまく働かせ、肩周りを柔軟に動かせるスイングが必要です。

 

こうしたフィジカル要素を向上させた上で、

スウィングテクニックやあなたに合うクラブを選ぶことです。

 

あとはラウンドの一つ一つの経験を大切にすることで、ベストスコアのチャンスが巡ってきます。

 

 

それでは失礼します。

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