大阪で活動する
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
スポーツクラブに行くと多くの方が筋トレをしています。
もちろんその中にはゴルフをされている人もいるのですが
(筋トレのセット間にスイング動作をしているのでよくわかります。笑)
筋トレの内容を見ていると本当にもったいない...
特に多いのがケーブルを使ったマシーンで
バックスイングからインパクトまでの
動作練習(??)をしていること。
私も昔はそういった筋トレをしていた時期があったのでよくわかるのですが、
見た目がゴルフの動きと似ているので
なんとなく“やった気”になるんですよね。
ケーブルマシンの特長として動作中は
常に筋肉に緊張が入っている状態なので、
ゴルフのスイングにとってはマイナスの動きになってしまいます。
というのもスイングで力を入れるポイントは
バックスイングからダウンスイングに切り替えるポイントから
ダウンスイングの9時より下、8時くらいの辺りです。
(これは使っているクラブやその人のスイング技術によって変わってきます)
そこで体幹の筋肉を使い、その場でクルリと回る感覚の動きをしなければなりません。
しかし、ケーブルマシンを使うと
常に筋肉が緊張した状態でトレーニングをすることになるので、
言わば“手打ち”をカラダに覚え込ませていることになります。
そうなると手先に力が早く入りやすく、
スムーズな加速もできませんし、
そのパワー自体も体幹が生み出す力には及びません。
悪い動きをカラダに覚え込ませる筋トレをしたらいけません。
筋トレをするとスイングが崩れるといわれるのはこのためです。
いかにカラダの構造に適した効率的な動きを獲得するか。
良い動きをカラダに覚え込ませないとせっかくの努力がもったいないです。
本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
小岡 洋天