ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
落合氏(元・中日監督)といえばプロ野球で初めてとなる2年連続50本塁打を記録した名打者です。
そんな落合氏の打法はボールを遠くに飛ばすためのエッセンスが多くつまっています。
今回はそういった落合氏のスイングからゴルフ飛距離アップのためのヒントを探っていきたいと思います。
落合打法の特長
落合打法の特長として以下の3つが上げられます。
*『37歳 落合打法の秘密』特集を参照
①慣性モーメントが小さい
②右腰を沈めて跳ね上げて打つ打法
③インパクトで両脇が締まっている
特に一般的に取り入れやすいのは①の特長です。
①の「慣性モーメントが小さい」というのは、手首を柔らかく使うということです。
手に力を入れてスイングをしてしまうとアーリーリリースをおこしてしまい、ヘッドがボールに当たる以前にスピードが最高点に達してしまいます。
そうなるとボールに当たるころには減速しているので、思った以上に飛距離は伸びません。
そうならないために“手に力を入れない”“手をゆるめる”というのがポイントになるわけです。
(落合氏はこの部分がとても上手かったみたいですね)
しかし、それがなかなか難しかったりします...
「飛ばしたい!」
という感情が強ければ強いほど力が入ってしまうのは自然なことですからね。
(とくに私がそうでしたから...)
実はこれを改善するためにもう一つポイントがあります。
それが
“トップからの切り返すタイミングをスローにする”
ということです。
これはどういうことかと言うと
トップからの切り返すタイミングが早すぎると手に力が入ってしまいます。
そうすると手首が力んでしまい、アーリーリリースをおこしやすくなります。
それを防ぐためにも、”トップからの切り返すタイミングをスローにする”ことが大事になるわけです。
イメージだと先端をグーで結んだタオルや太いロープでスイングした時のトップからの切り返し感覚が良いと思います。
そうすると自動的に全身の筋肉を使ってスイングをすることができるようになります。
もう一度言いますね。
意識することは2つです。
手をゆるゆるにする!
切り返すタイミングをスローにする!
それを練習中に必ず間をとってから意識してください。
連続してボールを早打ちするといつの間にか手に力が入ってしまいます。
必ず間をとって“手をゆるめる”ことを自分に言い聞かせてください。
お箸を持つように
卵を持つように
(というイメージがいいかな??)
しっくりくればなんでもOKです。
あなたにあったイメージ感覚をつかみましょう。
それでは失礼します。