こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
最近は
最新の脳科学を学んでいるのですが
脳って本当におもしろいですね。
学べば 学ぶほど
カラダを鍛えることと
脳を鍛えることは
イコール(=)なんだなと感じます。
今までなんとなく
「そうだろうな〜」
と思っていたのが
裏付けが重なって
今までの知識、経験が繋がってきました。
またトレーニング内容を
バージョンアップできそうです。
さて話が変わって
先日体験トレーニングに来られた方から
「今までと同じ感覚(力感)でスイングをして飛距離を伸ばしたい」
という要望がありました。
これは
今まで8〜9割の力でクラブを振っていたのを
10割の力(マン振り)で飛距離を伸ばすのでなく、
8〜9割の“力感”のまま飛距離を伸ばして
方向性も維持したいとのことです。
私はこれを実現するために
二つポイントがあるとお伝えしました。
その二つが
・スイングの切り返しで“引く動き”を習得すること
・“受動的な動き”でトレーニングを行うこと
です。
これだけを聞くと
何が何やら分からないですよね。
大丈夫、ちゃんと説明します。
まず一つ目の
スイングの切り返しで“引く動き”を習得すること
とはクラブをコントロールするために
とても重要になってきます。
わかりやすいのはキャリーケースです。
(キャリーケースの例えはYouTubeの動画からパクってます。笑)
キャリーケースを転がすときに
押しながら転がすことはしないですよね。
押しながら転がそうとすると
グラグラして操作できないので、
みんな自然に引きながら
キャリーケースを転がしてます。
しかしアマチュアの多くが
このキャリーケースを引く動きができず
押しながら転がしているのが現状なんですね。
上級者やプロは
どこかの過程でキャリーケースを引いたら
スムーズに転がせることを感覚的に掴みました。
しかし、多くのゴルファーは
引いたらキャリーケースがスムーズに転がることを
分かっていない、もしくは分かっていても
その動きができない、ということがほとんどなんです。
なのでキャリーケースを
スムーズに転がすためにまず
引く動きの“感覚”を
カラダに覚え込ませることが
必要になってきます。
その動きの参考となる動画はこちら↓
いかがでしたか?
この引っ張る“感覚”を
トレーニングでもやっていきます。
さて次に二つ目が
“受動的な動き”でトレーニングを行うこと
です。
“受動的な動き”とは
自分でカラダを意識的に動かそうとするのでなく
勝手に動いてしまう動きのこと。
よく飛距離アップのために
「地面を脚で押しながらスイングしましょう」
「ジャンプするようにスイングしましょう」
といった自分の意識的な動きを使って
スイングをするレッスン動画を見ます。
確かに脚を意識的に使うことで
ヘッドが加速して
ヘッドスピードが伸びることがありますが、
これだとインパクトでタイミングが合わず
打点が安定しなくなります。
これでは飛距離を伸ばしたところで
スコアをまとめることができませんよね。
なので脚は意識的に使うのではなく
勝手に使われるようにするが正解になります。
それは 多くのプロは
脚を使ってスイングをしようとしているのでなく
飛ばそうとしたら
脚が勝手に使われるようになった、
というのがほとんどだからです。
あの飛ばし屋ローリーマキロイも
飛距離を出そうと球を打っている中で
脚が無意識で使われるようになりました。
そのため筋肉の反応は
意識的に力を出す反応でなく
無意識的に力が出てしまう筋肉の反応で
トレーニングをしていくことが
ポイントになるわけです。
では実際に
受動的な動きのトレーニングとは
どんなトレーニングのことでしょうか?
これはとても身近な動きがメインとなります。
例えば縄跳び。
縄跳びは脚を使って跳ぼうとする意識よりも
縄に引っかからないように
自然に跳ぼうとしますよね。
この自然に跳んでしまう、という感覚が重要で
その“動いてしまう”反応が
受動的な動きのトレーニングとなり
飛距離アップに繋がるようになります。
以上、今までと同じ力感で
飛距離アップを成功させるための
トレーニングの考え方を書いてきました。
あとはその動き、トレーニングが
実際のスイングに繋がるかを
検証していくことです。
そのトライ&エラーで
あなただけの成功パターンが見えてきます。
根気よく進めていきましょう!
ローマは一日にして成らず!!