カラダの歪みを治すと飛距離が落ちる!? 186

こんにちは、

ゴルフ飛距離アップ専門パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。

 

 

私は飛距離を伸ばすうえでバランス能力は大切だと思っています。

これはカラダの“歪みをなくす”という意味ではなく、

スイング中カラダがブレないようにするためのバランス能力のことです。

 

よく本や雑誌などにはカラダの歪みを治すことが必要だと書かれていますが、

歪みをなくすことが必要ではなくブレない軸を作ることが必要になります。

 

世間一般では“歪み=悪いこと”だと思われています、

しかしあの100m世界記録保持者ウサイン・ボルトは生まれつきの脊柱側弯症です。

これは背骨がS字に湾曲する障害で、

そのため右側の肩と骨盤が下がっていて、肩を交互に大きく上下させて走るフォームはそこから来ている可能性が高いと思っています。

 

結局何が言いたいのかというと

スイング中ブレない軸を作るために歪みを整えるのはいいけど

歪みを治すことだけにフォーカスしたらかえってバランス(ブレない軸)を崩すということです。

 

ウサイン・ボルトの例にも出しましたが、

彼はこの歪みでバランス能力(ブレない軸)を補っています。

もしこの側弯症を治してしまうと逆にタイムは落ちて成績は下降すると思います。

 

私はアンバランスからくるバランスはあると考えています。

 

しかし怪我を助長してしまうぐらいの歪みは別です。

怪我をする原因が歪みからくる場合は待ったなしで歪みを調整します。

動きを観ると必ず違和感が出るのでとても分かりやすいです。

 

それ以外は足の重心であったり、姿勢であったり、股関節の動きであったりします。

そこを見極めてブレない軸を作るカラダにしていくことがとても重要です。

最終的には無意識下でカラダをブレなくすること、

ここがバランス能力の一つのゴールになります。

 

 

本日も最後までお読み頂き、

ありがとうございました。

 

小岡 洋天

 

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