こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
スイングにおける身体の役割については
バランスを保つことと、パワーを供給すること
この二つの役割があります。
*詳しくはこちらの記事で解説しています ↓
そして特に重要なのは、
パワーを出しながらバランスを取るのではなく、
バランスを保ちながらパワーを出すことが、
安定したスイングの鍵だということ。
では、具体的には
どのようなことに注意をすれば
安定したスイングが出来るのでしょうか。
まず、スイング中に
意識的に身体を動かすのではなく、
手の中でクラブの振り子の周期を
崩さないようにすること。
その結果、
身体は自動的にバランスをとりながら、
適切なパワーを発揮してくれるようになります。
ここで大切なのは、
手の中でクラブの振り子の周期を維持しつつ、
スイング中に安定したポジションを保つこと。
この「安定したポジション」とは、
具体的にはアドレス時の姿勢を指します。
では、安定したアドレスとは
どのようなものかと言うと、
基本的に、
物体が安定して地面に立つということは、
前後左右のバランスが整っている状態を指します。
ここで身体の重さの配分を考えてみると、
頭:8
胴体:46
腕(片側):7
手(片側):1
脚(片側):13
足(片側):2
という具体的な数字になります。
例えば、私の場合は体重が70kgなので
頭:5.6kg
胴体:32.2kg
腕(片側):4.9kg
手(片側):0.7kg
脚(片側):9.1kg
足(片側):1.4kg
という風になりますね。
この重さ配分を基に、
自身のアドレス時のバランスを
飛球線後方から観察してみてください。
特に注目してほしいのは、
身体の各部分の位置バランスです。
私たち人間は、
バランスの取れた物体を
美しいと感じる傾向があります。
これが、
プロのアドレスを見て
綺麗と感じる理由です。
逆に
バランスが取れていないアドレスを見ると
違和感を感じやすくなります。
したがって、
このバランス感覚を頼りに、
アドレスの姿勢を確認してみてください。
バランスの良い姿勢を取ることができ、
身体が水のようにリラックスしていれば、
スイング中に適切なバランスと
パワーを維持することができます。
もしスイング中に
バランスが崩れやすいと感じたら、
アドレスの際の重さのバランス配分を
再確認してみて下さい。