スイングにおける「地面反力」の理解とその影響 598

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

先日『井上透ゴルフ大学』という

YouTubeチャンネルで

非常に興味深い動画を見ました。

 

その動画では

『筑波大学名誉教授との対談!ゴルフにトレーニングは必要か?』

と題され、

ゴルフスイングの「地面反力」について

深掘りされていました。


その中で地面反力のある内容が

私の考えと非常にリンクしていたため、

ここで紹介したいと思います。

 

井上コーチは、

「手の使い方が上手くない人ほど地面を蹴る力が強い」

というデータがあると語っていました。

*「手の使い方」=クラブの振り子周期を崩さないグリップ・クラブを引っぱれるグリップのこと

 

これは言い換えれば、

ゴルフが上手い人ほど、

下半身を静かに使い、

効率的なスイングをしているということ。

 

これは現在のトレンド

「下半身を使って打て!」

とは対照的ですよね。


私自身の指導経験からも、

この傾向は実際に見受けられます。

 

上手いゴルファーは

ゴルフスイングにおいて

“クラブの動きをメイン”にし、

それに“適応する形”で体が動きます。

 

その過程では

クラブの遠心力を最大限に活用し、

その力に身を任せることで

下半身も自然と適切な動きを促してくれます。

 

また、動画の中では

陸上の短距離走選手が

下半身を使おうと意識しすぎると

逆にパフォーマンスが低下する

という話もありました。


私自身の陸上経験からも、

これは非常に納得がいく話です。

 

特に下半身の動きを意識しすぎる選手ほど、

怪我のリスクも高まる傾向にありました。

 

これらのことからもわかるように、

ゴルフに限らずスポーツ全般において、

下半身は意識するよりも

無意識のうちに使われた方がいい

 

ゴルフスイングでは

クラブの振り子運動や

球筋、インパクトに集中し、

その動きに体が自然と反応するように

することが重要です。

 

この連鎖反応が

ゴルフスイングの効率性と一貫性を高め、

より良い結果につながります。

 

下半身を意識しすぎている場合は、

クラブに意識をシフトし、

スイング中のその自然な動きを

感じ取ってみてください。

 

そうすることで、

下半身はよりスムーズに、

本能的に動き出すでしょう。

 

ゴルフスイングの改善に向けて、

この新たな視点が

皆さんのプレイに

プラスの影響をもたらすことを願っています。

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