こんにちは
小岡 洋天(こおか ひろたか)です。
“茹でガエル現象”という言葉はご存知でしょうか?
カエルはいきなり熱湯に投げ込まれると
熱くて飛び出しますが、
徐々に水を温めていくと、
変化に気がつかず、
そのうちに茹で上がって死んでしまいます。
これはゴルファーにも似ていて、
姿勢の崩れや負担のかかる動きをすると
筋肉や関節が硬くなることが多く、
そうすると飛距離が落ちるから
余計に力が入って飛距離が伸びなくなります。
こうなると不のループで
飛距離が落ちるだけでなく
偏った動きにもなるから
怪我をするリスクが高くなります。
しかもこういった身体の変化は
本人に自覚症状が少なく、
気がつけば怪我をしていたということが多いのです。
もしあなたがこれから
長くゴルフを続けていきたいのであれば、
やはり身体のケアは大切で
自分にあったトレーニングを
その都度適切におこなっていくことが
重要になってきます。
そこで“カラダのケア”とはどういうことなのかを
今一度考えてもらいたいと思います。
“カラダのケア”とは広い意味で
カラダを世話、手入れ、メンテナンスすることです。
よくおこなうのがマッサージや整体。
これは専門家に自分のカラダを調整してもらうことなのですが、
このほとんどが一次的な効果であることが多いのです。
ではなぜ一次的な効果で終わってしまうのか?
それは自分自身でカラダを操作していないからです。
結局、怪我をする原因というのは
自分自身が何らかの悪いクセを持っているから発生しています。
そこへ外部からの刺激で一次的に改善したとしても
自分のクセはそのままなので結局はすぐに元に戻ってしまうのです。
ですので緊急的に処置をする場合は効果がありますが、
長い視点で考えると自分でカラダを操作することは最も大事なことなのです。
そして、このボトルネックを改善するために
カラダの現状を正しく直視しなければいけません。
それができていないと
何をどう改善すればいいか分からないからです。
これが“正しい現実直視”となり
そこから目標に向けての正しい戦略が見えてきます。
それでは失礼します。