こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
あなたはゴルフスウィングでプロとアマとの違いは?
と聞かれると何を思い出しますか?
ここで多くは
フィニッシュ、
ダウンスウィング、
アドレスなど、
いろいろなスウィングの “形” を考えると思います。
ただ今回
そういった肉眼では分かりづらい
スウィングの “速さ” に着目して、
プロとアマとの違いを示した研究がありました。
それがイェール大学の研究チームです。
*物理学科と生体力学科の研究。
イェール大学が示したプロとアマとのスウィングの違い。
それが
“リズム”
です。
“リズム”と言えば
「チャーーシューーメン!」
を思い出す方も多いと思いますが、
この研究では
スウィングの “速さ” を解析して
アドレスからトップ、
トップからインパクトの時間を
正確に計測しました。
*被験者はプロ、ティーチングプロ、アマチュア。
そして分かったことは
プロはほぼ共通して
『3:1』のリズムで
スウィングをしているということです。
*ツアーに出場しているプロは95%の確率。
これは
アドレスからトップまでが『3』
トップからインパクトまでが『1』
の比率になるリズムです。
そして ティーチングプロ、アマチュアになるほど、
『3:1』のリズムから離れるという研究結果でした。
*プロの大きなミスショットを計測すると『3:1』のリズムから離れていることも分かっています。
ということは
プロは無意識に
『3:1』のリズムが
カラダに染み付いているということです。
*石川遼や、松山英樹も『3:1』になっています。
おそらくこの記事を読まれている方の多くは
練習場で球を打ちながら
自然に独自のスウィングリズムを
習得したのではないでしょうか?
もしかしたら
今のそのスウィングは
プロとは違うリズムになっている可能性があります。
それではどうすれば『3:1』の比率が分かり、
そのリズムでスウィングができるようになるのか?
実はこのリズムを耳で聞きながらスウィングを作れるCDがあります。
それが著書
『耳で覚える!プロのスウィングリズム 右脳ゴルフ集中コーチング』
という本に付いているCDです。
*速度が違う3種類のリズムが収録されています。
実はこの本、
アメリカの『TOUR TENPO』という本を和訳した本になっていて、
先ほど紹介したイェール大学の研究も
この本の著者(ジョン・ノヴォセル氏)が発表した
『3:1』のリズムの法則が本当に正しいのか??
ということを元に実験をしています。
*結果はこの本の正しさを証明する形となっています。
*『TOUR TENPO』は世界各国でベストセラーになった本です。
もし、あなたが
スウィングの “形” や切り返しのタイミングなどに悩んでいるなら、
一度あなたのスウィングリズムを
プロ使用のリズムにしてみてください。
正しいリズムを得ることで右脳が刺激され
自然に正しい “形” になり、動きもスムーズになる可能性があります。
ちなみに
ゴルフを上達させる名人といわれた山本信弘氏は
自身の著書でこう書いています。
*著書『マンネリゴルフじゃ上手くなれん!』
「ナイスショットをしたときスウィングの形が占める比率は2割ぐらいで、速さ、すなわちリズムとテンポが8割を占めます。それを皆さんも知っておいた方がいい。」
このようにスウィングを追求し尽くした人でさえ
リズムの重要性を語っています。
もしかしたら、リズムを変えることが
あなたにとって結果を大きく変える
最後のピースになるかもしれません。
それでは、失礼します。