ドラコン世界チャンピオンが語る 飛距離アップに重要な筋肉とは? 501

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

先日 生徒さんから

「 デシャンボー、世界ドラコン1回戦突破しましたね 」

とご連絡をいただので 早速ネットで検索しました↓

 

 

本当に出場していたんですね…

 

しかも、400ヤード超え連発。笑

 

ベスト8では敗退したみたいですが、

相変わらず規格外の飛距離。

 

デシャンボーは自分に制限をかけることが

微塵もなさそうですね。

 

本当におもしろい選手です。

 

 

さて今回のドラコン世界大会で優勝したのは

デシャンボーとも親交が深い、
(デシャンボーの飛距離アップの師匠とも言える)

ドラコン世界ランキング No. 1の

カイル・バークシャーでした。

 

準決勝では425ヤード、

決勝では422ヤードをマーク。

 

安定した実力を見せて見事

世界大会2連覇を果たしました。

 

 

さてそんなカイル、

以前デシャンボーと対談した時に

飛距離アップにとって

重要な筋肉について語ってくれてました。

(この時に8Iで300ヤード飛ばしてました。笑)

 

その動画の内容がこちらです↓

 

この動画で説明しているように

飛距離アップにとって一番重要な筋肉が

もも裏にあるハムストリングだと語っています。

 

これは科学的にも正しくて

ヘッドスピードに関係が深いのが

左脚のハムストリングだと分かっています。

*参考文献『プロゴルフで求められるエビデンスと研究を実施する際の問題点』

 

ハムストリングについて詳しく説明すると

もも裏にある大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋、

と言われる筋肉の総称で

主な作用は膝を曲げる動作や

股関節を伸ばすときに使われる筋肉です。

 

 

そして なぜこの筋肉が

地面を素早く押すのに有効なのかというと

筋肉自体が素早く収縮できる

構造をしているからなんですね。

 

さらに専門的なことを書くと

長くなるので今回は割愛しますが、

要はこのハムストリングを鍛えることで

飛距離が伸びる可能性が

高くなるということです。

 

では実際に

どんなトレーニングをすればいいのかというと、

基本的にデッドリフトスクワット

そしてレッグカールノルディックハムストリング

という種目をすることでこの筋肉は鍛えられます。

*やり方はGoogleやYouTubeで種目名を検索すると解説や動画が出てくるのでご確認ください。

 

特にノルディックハムストリングは

地面を押す瞬発力に有効なトレーニングとして

近年 注目を集めています。

 

最近だと

サッカーの名門バロセロナFCでも

この種目を取り入れていますね。

 

ただし、

ノルディックハムストリングは

強度が高くなるため

デッドリフトやスクワット、

レッグカールをして

ある程度ハムストリングを強化してから

トライした方がいいです。

 

いきなりやると

肉離れをしたらいけないですからね。

 

 

 

もしあなたが飛距離アップのために

トレーニングをしている最中、

もしくは 始めようと考えているのなら、

ハムストリングを鍛えることも忘れずに

取り組んでみて下さい。

 

意外とハムストリングは

自分では見えにくい筋肉なので

トレーニングでおろそかにしがちですからね。

 

 

それでは失礼します。



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