ゴルフが上手な人の指導には要注意 143

大阪で活動する

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。

 

 

ゴルフ練習場に行くといろいろな人達がいます。

 

一人で黙々と練習している人

カップルで練習している人

夫婦で練習している人

会社の上司と部下で練習している人

 

その中にはゴルフ上級者が初心者に対して指導していることもあります。

 

初心者は上級者を見ると素直に「すごい人」と思うので上級者のアドバイス通りにします。

 

しかし、それでうまくいけばいいのですが...

 

そこに落とし穴が待っていることもあります。

 

 

実は上級者はもともとゴルフセンスがよく、

ある程度の努力でうまくなった人が多々います。

 

そういった人はゴルフスイングができて当たり前なので初心者のレベルや気持ちが本当の意味で分からないのです。

 

しかし基本的に上級者は“教えたがり”なので自信満々で教えちゃいます。
*上級者でもさらに高みを目指されている方は本当に謙虚です。

 

それが理論立てて的確であれば良いのですが、

形だけのアドバイスになってよけいにフォームを崩すことにもなりかねません。

 

自分では当たり前のことを他人に説明するというのは実はとても難しいのです。

 

これは私がパーソナルトレーナーになって働きはじめたころに痛感しました。

 

私自身高校から筋力トレーニングをしていて、

筋肉を鍛えることは当たり前のことでした。

 

しかしパーソナルトレーナーになってお客様の指導をしていくと、なかなか自分の思うような動きをしてくれませんでした。(完璧に人のせいにしていました...)

 

私自身はできて当たり前なので、

その動きができない人の気持ちが全然わかっていなかったのです。(そのころのお客様には本当に申し訳ないです...)

 

そうなると当然結果が出ない。

 

結果が出ないとお客様が離れていく...

 

そんな中でもう一度自分の指導方法やトレーニング動作、カラダの動きのメカニズムを事細かく見直していきました。

 

一つ一つのカラダの動きを言語化して、

それをお客様にとって分かりやすい言葉に変換する作業。

 

そうしていく中、どこでどのような言葉を選ぶと良い動きになるかが少しずつ分かってきました。

 

もちろん人は一人一人、感じ方、捉え方が違います。

 

そのつど確認していかないといけません。

 

確認を怠ると必ず結果に響きます。

 

そのためには

お客様が見ている景色を私も見れるように、

私が見ている景色をお客様にも見えるようにすることが大切だとわかりました。

 

これが私が指導する際に一番心がけていることです。

 

 

本日も最後までお読み頂き、

ありがとうございました。

 

小岡 洋天

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