大阪で活動するゴルフ飛距離アップ専門パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
よくスウィング中、肩に力が入ってしまって思うように肩が回らないという人は多いと思います。
(わたしもそうでしたから...)
実際に私自身はわかっていたつもりですが、無意識に力が入ってしまいます。
このことを3月の報道ステーションの番組でイチロー選手が同じような内容を語っていました。
“肩に力が入るのは意識していてもなかなか治せない、
じゃあどうすればいいかと言うと膝の力を抜くこと“(要約しています)
すごいですよね!
イチロー選手は感覚的にこういった肩の力を抜く方法を修得しています。
イチロー選手の身体感覚の凄まじさがわかるコメントでした。
この
“膝の力を抜く=肩の力を抜く”
とは科学的にも説明がつきます。
膝に力が入る状態というのは、足裏の重心がつま先に乗っていることが考えられます。
そうすると骨盤の角度が前傾(反り腰)しやすくなるので背骨のラインが崩れて肩甲骨周りの筋肉が緊張してしまいます。
これが言わば“肩に力が入る”状態なのです。
そしてこれを改善するために、足裏の重心をフラットにすることが必須です。
すると股関節(お尻)で上半身を支える感覚となり、膝への負担が減ってその周りの筋肉の緊張が軽減されます。
これが先ほどの“膝の力を抜く”ということ。
そうすると骨盤の角度も正しい位置になり、その上の背骨も力みのないラインが生まれます。
結果、肩周りの緊張が取れて“肩の力が抜ける”状態になるというわけです。
肩に力が入っているから、肩周りばかりでリラックスしようと考えるだけでなく、
身体全体を見て力みが生まれやすい部分を見極めて改善していくこと。
これにより自然とカラダがリラックスし、スイングも滑らかになってきます。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
小岡 洋天