本番に強い人は、〇〇が強い 347

こんにちは

 

小岡 洋天(こおか ひろたか)です。

 

 

私は今までゴルフ以外でも

いろいろなスポーツを

やってきたわけですが、

 

その中で本番で力を出せる人と

練習では調子いいのに

本番では力が出せない人がいました。

 

この本番に強い人の違いは

なんだろうと考えていたわけですが、

最近、自己肯定感の強さが

本番で力を出せるか出せないかの

差なのではないかと考えていました。

 

 

この自己肯定感というのは

今の自分のままで“いい”と

感じれるかということ。

 

一方で今のままで“よくない”と

思っている人は

本番で力が出せないように感じます。

 

これは一言でいえば “自信” なのだけど、

ただ勝ってきた経験だけでは

本当の自信にはならないということです。

 

どういうことかというと

ただ勝ってきた経験だけで

自信ができたのなら

いざピンチになってきたとき

簡単に自信が崩れてしまうからです。

 

調子がいいときは

大丈夫だけれど、

追い込まれたときには

あまり役に立たない。

 

それよりも苦しいときに

逃げずに立ち向かった経験が

本当の自信になり、

本番で力を出せる能力に

なると思うのです。

 

偉そうにこんなことを

書いていますが、

私もゴルフで上手くいかなかったとき

トレーニングで行き詰まったときは

逃げ出したい気持ちがありました。

 

ただそこから考えて

解決策を見出そうとすると

なぜか思いがけないところから

解決策が出てきます。

 

それまでは苦しいけど

考え続ければ

必ず解決策はあります。

 

 

ちょっと話がそれました、、、

 

大事なのはあなたが

問題に対してどう向き合ってきたか

自己肯定感を高める

一番の方法だということです。

 

そうするとピンチになっても

それを切り開く力になります。

 

結局は

自分が自分を

あきらめなかったかどうか

本番で力が出せるかどうかの

差になっていくのだと考えています。

 

そのためにトレーニングというのは

カラダを変えるだけでなく

自己肯定感を高める方法としても

最適なんだと思います。

 

 

最後に私が好きな為末大さんの本の中に

こんなことが書かれていたのでご紹介します。

*為末大:世界陸上で2度メダルを獲得した400mハードラー

 

『 “自分が自分をあきらめた瞬間”

というのは何歳であろうと、

自分でよくわかっている。

 

そして、そっとフタをして

見ないようにしたことは、

何年経とうが、またいつか

自分のところに返ってくる。

 

本当にこんな自分でいいのか。

この自分で大丈夫なのだろうか。

何事かを成し遂げられるのだろうか。

自己の能力と向き合うとき、

さまざまな疑問や質問が出てくる。

 

どんどん湧き上がる

疑問をやり過ごしながら、

腹が決まる瞬間がある。

 

腹は決めさせられるわけでも、

決めなければいけないわけでもなくて、

自分の腹は自分で決めにいく。

 

できるという確証はないけど、

よしやるんだと意志を持って

選択する瞬間が大事だと思う 』

 

あなたはあなた自身のことを

あきらめていませんか?

 

もし「歳だから…」と

あきらめているなら

それは腹を決めてないだけ

かもしれませんよ。

 

そしてそこと向き合うことで

本番に強い人になってくるのかもしれません。

 

 

それでは、失礼します。

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