こんにちは
小岡 洋天(こおか ひろたか)です。
昨日、日大アメフト部の問題で
悪質タックルをおこした宮川選手が
顔出し実名で異例の記者会見をおこないました。
夜のニュース番組でその様子を初めて見たのですが、
20歳の学生が公の場でこのような謝罪が
できるものかとビックリしました。
もちろんおこなった行為は
許される行為ではないと思います。
怪我をした関学の選手やその家族のことを考えると
特にそう思います。
しかし、本当の真実を語り、
かつ監督や大学の責任にせず、
自らの非を全面的に認めた謝罪。
これは本当に勇気があることだと思います。
追い込まれたときにこそ
自身の“弱さ”が表に出てしまうものですが
今回はその弱さを払いのけてくれたと思います。
なぜ今回の状況を招いてしまったのか?
なぜ監督は今回、こういった反則行為を犯してしまったのか?
それは監督のマインドセットが
“勝つためならなにをしてもいい”という
マインドだったからかもしれません。
もちろん競技スポーツという
真剣勝負の世界で綺麗ごとをいう気はありません。
しかし、監督としての軸をしっかり持つことは本当に大切。
そこに
“たとえ最高に調子がいい状態の相手でも勝ちきる”
というマインドがあれば今回の状況にはならなかったように感じます。
あくまでも相手が怪我をしてくれたら
調子が悪ければと思ってしまうのは
まだ自分に対する勝ちきる自信、覚悟がないからです。
本当に勝ちきろうと思っているなら
相手を下げようとするのではなく
自分を成長させることに視点がいくはず。
その視点を忘れてはならないと思います。
それでは、失礼します。