ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの小岡洋天です。
どうすればヘッドスピードを上げることができるか?
そのためにまずおさえておかないといけないことは
スイングは振り子運動だということです。
振り子とはある支点から吊るされて重力の作用によって揺れる運動です。
そうすると振り子を加速させるにはどうすればいいかを考えます。
そしてその方法が見つかれば
カラダをどう動かしたらいいかが見えてきます。
実はこの動きというのは
ほとんどの人が小さい頃に遊びの中で身につけています。
ゴルフの為の英才教育。
これを自分自身でやっていたわけです。
ではその遊びとはなにか?
それは
ブランコです。
みなさんが一度は公園で遊んだことがあるブランコです。
このブランコで“立ち漕ぎ”をする動作が飛距離を生み出すカギになります。
実は多くの飛ばし屋といわれるトッププロは当たり前のようにブランコを漕ぐ動きを使って効率良くヘッドを加速させています。
特にその動きを最大限に利用しているのがローリー・マキロイ選手。
彼はその動きを利用して一般アマチュアの倍以上の骨盤回転スピードを生み出しています。
*骨盤の回転スピード
一般アマチュア:毎秒350°
プロ:毎秒550°
ローリー・マキロイ:毎秒720°
だからプロの世界で小柄だといわれていてもドライバーの平均飛距離は世界でトップレベルなんですね。
もちろんこの動作を獲得するためにはその動作のトレーニングをしてカラダに覚え込まさなくてはいけません。
その質と量をこなして無意識でカラダが動くようにすることです。
意識している内はまだカラダに硬さがでますからね。
そしてこの動きを獲得すると
カラダの柔軟性、瞬発力が更に生かされるわけです。
これはトレーニングによって向上したフィジカルを生かすことができるということです。