こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
あなたはセべ・バレステロスを
ご存知ですか?
1980年代に
「七色のアイアンショット」と呼ばれ、
世界ランキング1位を通算61週も保持し
メジャー通算5勝もマークした
伝説のプロゴルファーです。
*マスターズの最年少優勝記録をタイガーウッズが破るまで保持していたのもセべ
実はそんなセべが
1991年の欧州ツアー賞金王を獲得以降
次第にスランプに陥り勝てなくなりました。
その原因を超一流プレイヤーの
メンタル・アドバイザーとして活躍した
ボブ・ロテラ博士が自身の著書
『私が変わればゴルフが変わる』
にこう記しています。
“ 若いころの本能的で創意工夫に満ちたボール優先の姿勢から、スイング優先のアプローチに変えようとして、セベのゲーム運びがおかしくなりはじめていることがわかった ”
セベはボールを
「どこ」に「どうやって」運ぶかを
考えるのではなく
フォームを第一に考えるようになってから
調子を崩し始めたそうです。
これはプロにだけ言えることではなく
アマチュアの方にも言えます。
スウィング改造をしようとして
自分のフォームばかりを気にしすぎると、
ターゲットに意識を集中することを忘れてしまい、
あなた本来のリズムや連動性が
崩れてしまう可能性があります。
結局
カラダと脳が最もスムーズに連動するのは
フォームについて考えて打ったときより
目標を一点に絞ってボールを打ったとき
ですからね。
もちろん
初心者や基本的なフォームが
できていない場合は
フォームを意識的に
改善していくことは大事です。
しかし完璧なフォームに囚われすぎると
かえってプレイに悪影響を及ばすことが
あるということです。
そうならないためにも
一生懸命努力することが全てではなく
上達のために課せられたプランが
自分に合っているかどうか、
慎重に判断することが必要です。
あなたは 過剰に
完璧なスウィング を求めるあまり
あなた本来のリズムや連動性を
崩していませんか?
もしかしたら
完璧なスウィング を作ることではなく
ターゲットを一点に絞って練習することで
あなた本来のリズム・連動性が
蘇ってくるかもしれませんね。
それでは失礼します。