飛距離アップのためのカラダの使い方 399

こんにちは

 

小岡洋天(こおか ひろたか)です。

 

 

“地面反力を使って飛距離アップ”

 

こういった紹介は

ゴルフ雑誌の中で多く見かけるようになりました。

 

そしてそのやり方は

インターネットを通じて

YouTubeなどでも多く紹介されています。

 

しかし、その動きを覚えてさらに飛距離アップを望む場合、

地面をより素早く押すフィジカル能力の向上が必要になります。

 

そのため多くのゴルファーはスクワットをして

下半身の筋力をつけようとします。

 

しかし、ことゴルフに関しては

ただスクワットをするだけでは

結果がでないことがあります。

 

その原因は

フォーム、動作のスピード、負荷、回数、セット数、休憩時間

など、いろいろな要素が考えられますが、

それ以上に重要なのが“地面の押し方”

いわば地面を押す時のカラダの“使い方”に問題があるといえます。

 

それはスウィングの動きというのは

地面を押しながら体幹を使うことも

同時に連動させているからです。

 

そしてこの体幹を使うというのがポイントで

実際のスウィングではどのように

体幹を使っているのかを考えなければいけません。

 

その動きがスクワットの中で本当に使われているのかと考えると

使われていないというのが現実なのです。

 

ではスウィングのときの体幹は

どのように使われているのでしょうか。

 

それは下半身で地面を押すとほぼ同時に

腹直筋、腹斜筋の収縮運動がおこなわれています。

 

これは背中が若干丸まって右脇を締めている動きです。
(そしておヘソが下を向いている状態)

 

この動きを地面を押すとほぼ同時に行なわれていなければならないのです。

 

 

もちろんスクワットは下半身の基礎筋力を高めるためには有効なのですが

それが飛距離アップという成果として繋がりにくいのが現状です。

 

 

こういった一般的なトレーニングを飛距離に結びつけるためにも

カラダの動かし方はもっとも重要な要素になってきます。

 

筋力、柔軟性、瞬発力を生かすためにも

カラダの使い方も同時に向上させていくことがポイントなのです。

 

ちなみに

“地面を押しながら体幹が使われる動き”を獲得するために

結局どんな動作が有効なのか。

(重要なことを伝えるのを忘れていました...)

 

これは一つの方法として

キックボクサーの膝蹴りの動作を練習することです。

 

詳細には相手の後頭部(首の後ろ)を持って膝蹴りをする動作です。

 

この動きはまさに地面を押しながら体幹が使われている動きです。

 

インパクトで上体が起き上がる人、前傾姿勢が崩れる人は特に重要になってくるはずです。

是非試してみてください。

*シャドーの動きでも問題ありません。

 

 

それでは、失礼します。

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