こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
まず最初に質問させてください。
あなたは練習やトレーニング前に
どんなコンディショニングをしていますか?
もしコンディショニングをしているのに
「力が入らないなぁ〜」
「調子が上がらないな〜」
と頻繁に感じているのであれば
あなたは間違ったコンディショニングを
しているのかもしれません。
そこで今回は
そういったことを防止するために
練習やトレーニング前にやってはいけない
コンディショニングについて書いていきます。
コンディショニングの罠
まずはコンディショニングの定義について
おさらいしておきましょう。
1987年に設立された
国際的トレーニングの教育団体NSCAでは
コンディショニング(Conditioning)についてこう定義してます。
スポーツパフォーマンスを最大限に高めるために、筋力やパワーを向上させつつ、柔軟性、全身持久力など競技パフォーマンスに関連するすべての要素をトレーニングし、身体的な準備を整えること。
要するに
練習や ラウンド前
またトレーニングをする前に
パフォーマンスを
最大限まで高める準備段階
がコンディショニングになる訳です。
*私のパーソナルトレーニングでは最初の15〜20分がこれになります。
なので もしあなたが
準備運動をしているにもかかわらず
思うようにカラダが動かないのであれば
マイナスになっている要素が
あるかもしれないということです。
コンデショニングでやってはいけないこと
ではコンディショニングで
やってはいけないこととは何なのか?
それは
マッサージやストレッチをやりすぎて
過度に筋肉の緊張をとって
神経系の反応を鈍くしてしまうことです。
もちろんこれは
マッサージやストレッチが
全て ダメッ!と言っている訳ではありません。
カラダが硬い人にとっては
効果的なこともあります。
しかしその副作用として
筋肉の緊張が取れた分
スウィングするときに
力が入りづらくなるということが
あるということです。
ちなみにストレッチ(静的ストレッチ)を
長時間するとパフォーマンスが
低下することがわかっています。
ストレッチ(静的ストレッチ)を
30秒以上した後では
神経が抑制されすぎて
力が入りづらくなるという
研究結果がありますからね。
また私自身、高校時代に陸上をしていたのですが
大会の前日や本番前に
マッサージをしすぎると
記録が落ちた経験がありました。
さらに私の友人は
マッサージ器で筋肉を緩ましすぎて
大事な大会で
思うようなパフォーマンスができず、
苦い経験をしたことがあります。
ですのでコンディショニングで
ストレッチやマッサージをする際は
過度に筋肉の緊張が解けないように
“ やりすぎ ” には気をつけてください。
もちろん人のカラダは十人十色。
あなた自身のカラダに合わせながら
筋肉を伸ばす加減や ほぐし方を
いろいろと試してみましょう。
最後に
コンディショニングは
どれくらい適切にできるかで
練習やトレーニングの質が変わります。
そうするとあなたのパフォーマンスも
大きく変わるということ。
ということは
あなたのその “コンディショニング” ひとつで
ライバルとの差が縮まるということです。
それでは失礼します。