ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの小岡洋天です。
最近はいろいろなトレーニング方法が雑誌やテレビ、インターネットで紹介されています。
これに関して注意しないといけないのが、こういった情報の多様化は本質的な目的からズレてしまっていることがあるということです。
特にゴルフは体幹が大事だといわれています。
たしかに体幹は大事ですが、ただ単に体幹を鍛えることがスウィングの安定、飛距離に関係があるというわけではありません。
もちろん、感覚的に良くなっていると感じているのであればそれはそれでいいと思います。
しかし、その因果関係がある程度分かっていなければ、調子を崩した時に原因を突き止めることができません。
そこには冷静なメカニカルな考え方が必要なのです。
ただ、メカニカルばかりに偏っていてもいけないのも事実です。
カラダの動きにしっくり感がなければスムーズな動きになりませんからね。
このメカニカルと感覚がバランスよく組み合わさったときが一番良い状態だと考えています。
著者、吉田洋一郎さんの『ロジカル・パッティング』の本の中にも
「メカニカルな部分と合わせて感覚も磨く。
両方のバランスが大事になります」
と書かれています。
もちろんこれはパッティングのことなのですが、トレーニングに関しても同じことが言えます。
私はトレーナーになる前は元々感覚派でした。
しかし感覚だけだと限界がくるのでメカ二カルな部分を入れるようにしました。
すると感覚だけに頼っていた壁を崩すことができたのです。
そしてある一定のところまでいくと、メカニカルだけでは いかなくなる。
そうなると感覚を重点に置くわけです。
『守破離』という言葉ありますが、こういったメカニカルと感覚のバランスを取り続けることによって自分だけの動きの型が出来上がるのです。