シャローにするための左手の動き 410

こんにちは

 

小岡洋天(こおか ひろたか)です。

 

 

クラブをシャローにするためには

左手の動きも大切です。

*浅い角度でフェースをボールに当てること(インサイドアウトになりやすい)

 

前回の記事ではシャローにするための

右手の動きについて書きましたが、

今回は左手の動きについて解説していきます。

 

シャローにするための左手の動き


私の結論からいうと左手の動きは

基本的にフリスビーを投げる動きがいいと考えています。

 

これは著書

『ゴルフ ドライバー名人 〜たった1回のワッグルで飛距離は伸びる〜 』

にも紹介されていますが、

ターゲットに向けてフリスビーを遠くに投げるイメージで左手を使う

クラブをシャローにする動きになりやすいです。

 

左手の場合は右手のように

肩まわりの柔軟性があまり必要はなく、

どちらかというと

肋骨、背骨の柔軟性が必要になってきます。

 

これは解剖学上、左手でフリスビーを投げるとき、

左の肩関節は内旋(内回り)をしなくてはいけないからです。

 

そのために背骨の側屈(横に上半身を傾ける動き)が必要で、

上半身をスムーズに右に傾ける柔軟性が大切になってきます。

 

ちなみに肋骨の柔軟性も必要だと書いたのは

肋骨と背骨は密室に連携されているからです。

肋骨がスムーズに動くと背骨もスムーズに動くようになりますからね。

 

もちろん前回の記事で解説した

“右手は『水切り』で石を投げるイメージ”でも

背骨の側屈の効果は同じように期待できます。

 

あなたにとってどちらの動きがしっくりくるか

両方やってみるのがいいと思います。

 

ちなみにこういった動きの練習をする時に意識してほしいのが

“手だけ”を意識するのでなく

その手の動きをするために

“カラダ全体をどのように動かせばいいか”

を意識してみてください。

 

そうするとシャローにするためのカラダ“全体”の動きがつかみやすくなります。

 

こういった〇〇の動きをするために

体幹をどう動かせばいいか?

脚をどう動かせばいいか?

と逆算しながら考えていくと

あなたの目指す動きが見えてきます。

 

そして、そのために

日頃からあなたのカラダの感覚を研ぎすますことが大切です。

 

足裏の重心、

骨盤の傾き、

背骨のライン、

肩甲骨の位置など、

 

あなたが緊張感なく楽に立てる姿勢

スムーズに動かせる姿勢を獲得することが

あなたの能力を最大限に引き出してくれる土台になります。

 

 

それでは、失礼します。

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