怒りのコントロール法 499

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

大切な試合やコンペなので

手痛いミスをしてしまったとき

自分自身に怒り、

感情を乱してしまうことがあります。

 

そんなときに

理性的になることが大切だと分かっていても、

なかなか感情をコントロールすることが

できないことがあります。

 

そこで今回はラウンド中の

“怒り”をコントロールするための

トレーニング方法について紹介していきます。

 

 

怒りのコントロール法

 

まず最初に押さえておくことが

“怒り”とは何か??と言うことです。

 

心理学的に“怒り”とは

防衛感情とも言われていて

自分の中の常識(思い込み)を

否定した、否定されたと感じたときに

それを守ろうとして

怒りの感情が湧きやすくなります。

 

例えば

このパットを入れて当然と思って外したときや

アプローチで寄せて当たり前だと思って

寄らなかったときですね。

 

そういった場面では

怒りは湧くものだと受け入れて

それに向けたトレーニングをすることが大切です。

 

 

ではどういったトレーニングを

する必要があるのか?

 

 

これは自分の中で

“ルール決め”をすることが重要です。

 

例えばタイガーウッズは

10秒ルールを作っていて

ミスをしても10秒以内なら

いくら怒ってもいいと

自分に余裕を持たせています。

 

そして10秒以降は

冷静で理性的な自分に戻るという約束を

自分に課しています。

 

 

そしてこれは科学的にも有効です。

 

怒りのMAXは6秒しか保たず、

それ以降は 理性が勝る

ということが分かっています。

 

ですので

10秒間は怒ってもいいと自分を許し、

その後は冷静になるということを

日頃の練習から意識して

トレーニングしておくことが

本番で理性的な自分を取り戻す

効果的な方法になります。

 

 

もしあなたがミスをしたときに

感情が乱れて 悪い流れを作ってしまうことがあれば

こういった“ルール決め”をすることで

冷静な対応ができるようになるかもしれませんね。

 

 

それでは失礼します。

 

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