ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
“ゴルフはメンタルのスポーツ”
これはゴルフをしてきた人にとって
嫌というほど痛感していることです。
その中で練習や本番でも「集中力があれば...」と思ったことはあると思います。
(私はよく思います...)
もっと集中力が上がると結果もよくなることは分かっているけど、
なかなか集中するスイッチを入れるのが難しかったりするんですよね。
そこで今回は集中力を高める方法について考えていきたいと思います。
集中力を高めるには?
結論からいうと、集中力を高めるには
“一つのことに注意をして、手を動かすこと”
です。
これは日常生活の中で自然にしている人達がいます。
木魚を叩いている住職
絵を描く画家
スロットをするギャンブラー
どれもあれこれ考えているわけではなく、一つのことに注意をして手を動かしている人達ですよね。
この状態になると気がついたら時間が経っていたという感覚になります。
実際にホムンクルムと呼ばれる有名な人形があります。
これは脳の運動野や感覚野の対応する広さをそっくりそのまま表した人形です。
この人形からもわかるように手を動かすと脳も活発に動くんですね。
(手は脳を発火させる導火線みたいなものですね)
歴代最強女子ゴルファーであるアニカ・ソレンスタムは
20〜30ydのアプローチパットで、グリーン上にティーを立てて、それを狙ってパターヘッドの長さ以内に止める練習をしていたそうです。
アニカはこの練習法について以下のコメントをしています。
「テクニックのことは心配しなくていい。距離に注意を集めなさい。小さな目標に向かって打つことは、あなたの距離感を鋭くし、自信を高めます。コースに出ると、ホールが大きく見えるようになります。」
ティーを目標にした練習はジャックニクラスも推奨しています。
その理由は集中力を高めるためだと言っています。
アニカのコメントからもわかるように“距離”にしか注意をしていません。
テクニックのことは考えないようにしています。
このように手の感覚を極限にまで研ぎすましています。
これがアニカの高い集中力の秘密かもしれませんね。
練習やトレーニングする前も1つのことに注意をして
手を動かしたり、手の感覚を研ぎすましたりすることです。
そうすることで自然に集中力が高まります。
意識してみて下さい。
それでは失礼します。