大阪で活動する
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
よく本や雑誌などでカラダのバランスが大切と書かれていますが、
結局バランスとはどういった意味なのでしょうか?
片足で立つことができる能力でしょうか?
または歪みのないカラダ?
私はゴルフスイングにとってのバランスは
“ブレない軸を作る能力”と定義しています。
いくら筋力を上げたり、歪みのないカラダを手に入れたとしてもカラダの軸(中心軸)がブレてしまってはせっかくのパワーが逃げてしまいます。
そうならないために飛距離アップトレーニングでは最初にブレない軸作りをおこないます。
次にブレない軸を作るためにはどういった能力が必要かというと、
“地面を効率的に押す能力”が必要になります。
これは地面反力を生み出すためで、
地面を押した分だけ返ってくる力のことです。
例えば、あなたがピアノ線で吊られて宙に浮いた状態を想像してみてください。
この状態でスイングをするとグラグラして、
まともにスイングができないのがイメージできると思います。
このように人間はカラダを安定させたり、
体重移動する場合には地面反力を利用します。
これは多くのスポーツ競技においても同じです。
そして地面反力を効率的に生み出すためのトレーニングでは“スクワット”を最初におこないます。
ここでのポイントは
・足裏の重心の位置
・地面を押す時にお尻の筋肉を使う
ということを意識します。
足裏は基本、内くるぶしの真下(土踏まずの境目辺り)に体重を乗せます。
そのままうまく力を抜いてしゃがむとお尻が突き出たようになるはずですが、
もしこの時に膝がつま先よりも前に出るのであれば足裏の重心が内くるぶしに乗っていないことになるので注意してください。
以上のようにスクワットをおこなうと楽に地面を押しているにも関わらず自分のカラダがスッと持ち上がるようになります。
これは効率的に地面を押すことができている証拠で地面反力がしっかりと働いている証です。
まずはこういったスクワットで効率的に地面反力を生み出すカラダの使い方を覚えていくことが重要です。
そしてそこから実際のスイング動作に近い特異的なトレーニングをおこなうとブレない軸が作られゴルフ飛距離が伸びていきます。
最初は慣れない動きで違和感を感じるかもしれませんが1ヶ月ほどすればカラダは慣れてくるのでご安心ください。
そうなった時にゴルフだけでなく日常生活でのカラダの変化も感じ取れるようになります。
本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
小岡 洋天