ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です
私はよくブログのなかで、地面反力について書いています。
*地面反力:地面を押した分だけは返ってくる力のこと
それはゴルフの飛距離アップにとってとても重要な要素であり、
その力を生み出すことが必要不可欠な能力でもあるからです。
とくに最近ではバイオメカニクスが発達し、スウィングでもより地面反力を利用した方法が開発されています。
さらにゴルフ雑誌でもよく紹介されるようになり、今までのスウィングの常識が変わりつつあるように感じます。
ただ私が思うのは表面的な動きを見て真似るのではなく、
“カラダの感覚”を研ぎすますように感じとって
カラダを動かすことが大事なんじゃないかと考えています。
それに伴い、
今回お客様から一通のメールを頂きましたので、
ご紹介させていただきます。
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小岡さん
こんにちは。
昨日のNHKの番組「相葉雅紀のグッとスポーツ」で上田桃子がゲストでしたが、
スランプで悩んだ末に門を叩いたのが、王貞治の1本足打法を生み出した、あの荒川博さん
ということで驚きました。
実は上田桃子もジャイアンツも嫌いなのですが、つい見てしまいました・・・。
そしてさらに驚いたのが、
「ゴルフでも野球でもスイングで最も重要なのは地面からの力を感じること」
とおっしゃっていたということです。
(荒川さんは「地面からの「気」を感じるように」 と独特の言い回しだったそうですが)
上田桃子がスイング時に荒川さんが横から体を押すと簡単によろけてしまい、地面からの「気」を感じていないと指摘があったそうです。
荒川さんは数十年前から、地面反力が最も重要であることを認識されていたのですね。すごい。
また王貞治が宿舎の畳を素振りですり減らしたという有名な伝説がありますが、
今までは、足裏がスライドして畳が減るイメージでしたが、
今回の話を聞いて、おそらく地面を踏み締めるようにして減っていったのだと
考えが変わりました。
やはり、どんなスポーツでも地面反力は重要ですね。RDF向上目指して頑張ります。
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K様、ありがとうございます。
私はこの番組を見ていませんでしたので、今さらながら悔やんでます...
(YouTubeで配信されることを願っています)
この荒川さんの言葉、
「ゴルフでも野球でもスイングで最も重要なのは地面からの力を感じること」
私も、全くの同感です。
この感覚をカラダで感じとることが地面反力を効率的に生み出すために必要なことだと考えています。
そしてこの感覚を感じることができると、
カラダの姿勢や動きも“自然に良い形になる”ということです。
おそらく王さんの”1本足打法”も1本足打法にしようとした訳でなく、
地面反力を得るために突き詰めていった結果、
”1本足打法”になっていったのではないかと思います。
それにしても上田桃子選手の復活の裏にそんなエピソードがあったとは知りませんでした...