こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
あなたはヘッドスピード(HS)を測定するとき
球を打っての測定と
球を打たない(素振りでの)測定とでは
どちらのHSが上がりやすいですか?
素振りだと思いっきり振れるので
当然 素振りの方が上がるだろうと 思った方、、
その感覚、要注意です。
実は
ゴルフの上級者になるほど
素振りではなく
実際に球を打って測定する方が
HSが上がりやすいのです。
これは以前どこか?? のゴルフ雑誌でも
そういった実験をしていました。
(どこの雑誌か忘れました…)
その雑誌ではプロとアマチュアで
測定をしていました。
結果は
球を打つ方でHSが上がったのがプロに対し、
HSが下がったのはアマチュアだったのです。
そして素振りで測定すると
プロはHSが下がり、アマチュアはHSが上がったのです。
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2020/11/question-mark-1829459_640-300x227.png)
これはどういうことかと言うと
プロが 球に対して
カラダを反応させているのに対して、
アマチュアは自分の意識で
カラダを反応させているのです。
(ちょっと分かりにくいですね...)
テニスでいうと
プロは飛んできたボールに
カウンターで打ち返すような動きに対し、
アマチュアは止まっているボールを
打つような動きなんですね。
この違い、わかりますか?
これを専門的な言葉にすると
プロは “受動的な動き”
アマチュアは “能動的な動き” になります。
受動的な動きとは
飛んできたボールに自然に
反応してしまう動き、
それに対して能動的な動きとは
自分から意識的に力を
出そうとするような動きなんです。
*詳しくはこちら→『キレのあるスウィングの正体』
この動きの違いで
素振りと球を打つときの
HSに差が出てしまうということです。
ということは
ヘッドスピードを上げるために
どちらの動きでトレーニングをすればいいか、、
もうお分かりですよね。
同じトレーニングでも “イメージ” の違いで
動きが大きく変わるということです。
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2020/11/away-4610699_640-500x333.jpg)
あなたはどちらの動きで
トレーニングをしていますか?
もしトレーニングを
能動的な動き(かたい動き)ばかりでしているのなら
結果がともなっていないかもしれません。
結果を出せるかどうかは
この知識を “知恵” に変えることです。
ここでいう “知恵” とは
その知識を使って、
あなたに合ったイメージと感覚で
受動的な動き(キレのある動き)を
獲得する能力ことです。
それでは失礼します。